鰤の特徴

刺身でも焼いても。
とろける脂ののりが特徴
ぶりは日本の固有種の魚です。特に脂質が増す冬のぶりは別格として、大変珍重されてきました。とろけるような脂ののった風味が魅力で、それを楽しむならシンプルに刺身やすし、ヅケ(しょうゆマリネ)などがおすすめです。
また塩焼きや照り焼き、カツレツやステーキなどにしても、素材のもつ力強さ、豊かなうま味が引き立ちます。
DHAやEPAがたっぷり
ぶりには良質なタンパク質と脂質が豊富に含まれており、様々な栄養をバランスよくとることができます。たとえば脳細胞を活性化させ、さらにコレステロール値を下げるDHA(ドコサヘキサエン酸)があげられます。動脈硬化や高血圧などを防ぎ血液をきれいにする成分EPA(エイコサペンタエン酸)に加え、ミネラルやビタミンも豊富です。血合いには鉄やタウリンが多く含まれており貧血予防に有効とも。タウリンは肝機能にもよい成分です。


呼び方が変わる出世魚
日本では成長に応じてぶりの呼び名を変えます。成長するにつれて格が上がるという意味を込めて「出世魚」と呼び、贈り物にしたり、正月などの祝いの食卓にも並べたりします。ハマチやイナダ、ワラサやメジロ、80cm以上をブリと呼ぶ場合が多いです。このほかにも呼び名があり、これはぶりが各地方で親しまれてきたということを表しているといえるでしょう。
鰤の養殖
「産地」について
- 日本の養殖産地はどこですか?
鰤や真鯛は黒潮の影響を受ける温暖な海域で多く養殖されています。
- 鰤の産地はどこですか?
鰤は日本で最も多く養殖されており九州・四国が主産地です。
2022年度の農林水産省の統計によると鹿児島(2万1600トン)、大分(1万4800トン)、愛媛(1万3900トン)がトップ3です。
「稚魚」について
- 養殖の鰤の稚魚はどうやって手に入れるのですか?
養殖の鰤は天然のモジャコと呼ばれる稚魚を育てます。モジャコは4~5月ごろ九州など日本の南部沿岸で流れ藻(海藻)に付いたところを採捕されます。
「出荷」について

- 真鯛の稚魚はいつごろ出荷されますか?
生け簀で1年~2年半かけて1~2キロの大きさに育てて出荷します。
「収穫量」について
- 鰤と真鯛の養殖と天然の収穫量はどちらが多いですか?
養殖の真鯛の漁獲量は天然の4倍にもなっています。養殖の鰤は天然ものをわずかながら上回っています。
「輸出品」について
- 海外にはどのような形態で養殖魚は輸出されるのですか?
鰤は活魚、生鮮と冷凍のフィレなど。冷凍フィレはアメリカで人気です。









