鯛について

鯛の特徴

鯛を知ろう!

縁起のいい魚

たいは赤色の体色や体 型が美しいことから日本では「魚の王」と呼ばれ、祝いの席や神事において重要な役割を担ってきました。名前も「めでたい」という語呂に通じることから古くから縁起の良い魚として親しまれています。たいの塩焼きは、お正月をはじめ結婚式や赤ちゃんのお食い初めなどの席で今でもふるまわれています。栄養があり淡泊でクセがない味わいは素材の味を生かす日本料理で重宝されてきました。

刺身で生きる上品な甘みと
プリッとした食感

たいは日本人にとってなじみの深い魚で、通常たいといえば真鯛のことを指します*。真鯛の味わいは淡泊ながらもしっかりした甘みも感じられるのが特徴です。透明感のある密な身質は刺身にするとプリプリした食感が楽しめます。また加熱するとふっくらとしたうま味が感じられます。すしの場合もたいといえばほとんど真鯛を指します。皮下にうま味成分が多く、独特の食感と風味を味わえます。

甘みを感じるグリシンが豊富

鯛は低脂肪で高タンパクな身質が魅力です。脂肪が少ないので消化がいいのも特徴のひとつ。栄養成分には豊富に含まれるうま味のイノシン酸やタウリンがあげられます。また甘みを感じるアミノ酸のグリシンはカツオやマグロよりも多いこともポイント。さらにエネルギーの代謝を高めるビタミンなども豊富に含んでいます。

鯛の養殖

「産地」について

日本の養殖産地はどこですか?

鰤や真鯛は黒潮の影響を受ける温暖な海域で多く養殖されています。

真鯛の産地はどこですか?

養殖の真鯛は2022年度の農林水産省の統計によると愛媛(3万8600トン)、熊本(1万100トン)、高知(5600トン)という順になります。

「稚魚」について

養殖の真鯛の稚魚はどうやって手に入れるのですか?

養殖の真鯛は今ではほぼ100%人工種苗の完全養殖となっています。
人工種苗の稚魚は天然より成長が早いのが特徴。

「出荷」について

真鯛の稚魚はいつごろ出荷されますか?

生け簀で1年~2年半かけて1~2キロの大きさに育てて出荷します。

「収穫量」について

鰤と真鯛の養殖と天然の収穫量はどちらが多いですか?

養殖の真鯛の漁獲量は天然の4倍にもなっています。養殖の鰤は天然ものをわずかながら上回っています。

「輸出品」について

海外にはどのような形態で養殖魚は輸出されるのですか?

真鯛は活魚が韓国で人気です。冷蔵ラウンド(丸のまま)、冷蔵フィレ(3枚おろし)なども輸出しています。